新宿一番の待ち合わせ場所、新宿駅東口のの「新宿アルタ」その7Fにある「スタジオアルタ」が、1980年4月のスタジオ稼働開始から、36年の歴史に幕を閉じました。
「笑っていいとも!」の生放送のスタジオとして有名でしたが、2014年に放送が終了し、一つの時代の変化と大きな話題になりましたが、その箱も営業休止となることで、完全に放送の一つの歴史として、消えることになります。
「笑っていいとも!」終了により、周辺地域で「いいとも不況」が懸念されていましたが、場所が、歌舞伎町の玄関口ですから、影響はないと思われるところ、「笑っていいとも!」に花を納品していた花屋では売上げの減少を危惧するほどの影響があったようで、スタジオアルタ自体は、イベントや、その他番組ライブ、講演会、展示会や即売会などなど、レンタルスタジオとして営業していましたが、経営が赤字基調になっていたようです。
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スタジオアルタ内は、TV画面で見る限り、ある程度の広さがあるように見えて、実際のスタジオを目にすると、その狭さにビックリします。
ほんとに、カメラは、スタジオのギリギリを映し出し、さらに外側が有りそうな錯覚を与えます。
観客席に入る際も、狭い非常階段のような所に並び、ドアを入るとすぐ客席という感じで、ちょっとした映画館のミニシアターより幅が狭い感じです。
その分、アットホームな雰囲気が、タモリのパーソナリティと合わせて、人気が続いた理由かもしれません。
現在、ホームページでも、「2016年3月31日をもって、テレビスタジオとしての運営を休止いたしました。 36年の長きに渡り、ご愛顧くださいまして深く御礼申し上げます。」という、挨拶が載っています。
ビルそのものが、巨大な広告塔になっているのですが、新宿アルタ自体は今後も営業を続けます。 東口の大型ビジョンは、まだまだ新宿のランドマークです。