霧島山のえびの高原(硫黄山)、火口周辺警報(火口周辺危険)。1kmの範囲で小規模噴火に警戒。

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宮崎県と鹿児島県の境につらなる霧島山のえびの高原、通称「硫黄山」は、2015年7月頃から火山性微動が続いていたいましたが、28日気象庁は、火口周辺警報(火口周辺危険)に引き上げる噴火警報を発表しました。
小規模な噴火の恐れがあるため、加工周辺概ね、1Kmの範囲で警戒するよう呼びかけました。
噴火がなくとも、噴気や火山ガスの発生等も予想されるため、注意が必要です。

2月中旬より、登山道400mの規制に加え、登山道から東のくぼ地などの一帯を立ち入り禁止になってします。
今後はさらに、入山に対する規制が加わる可能性があるので、周辺に出かける場合は、事前にしっかり、情報収集する必要がありそうです。

火山性微動では、2015年の箱根山でも大規模な警戒態勢があり心配されましたが、大きな災害や被害がなく、活動は落ち着いてきているので、早めの警戒、しっかりと情報収集、落ち着いて観察というのが大切かと思います。

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韓国岳の 北西から溶岩が流出し、形成された硫黄山(いおうやま)は、霧島の中では最も新しい火山体です。
前を通る県道1号線より、50m程度ですので、山というよりは、丘に登る感覚で登れます。
そのため、ニュースを見たあと、観光気分で現地に近づく人が出るのが心配です。

硫黄山では、その名のとおり、明治30年頃から昭和37年まで硫黄を採掘していたようで、
その採掘方法もユニークで、掘るというより、火口から出る硫黄を含んだ煙を石を積んだ溝に導き、石に付いた硫黄を採るという方法だったようです。
最盛期の昭和30年頃には、毎月150トンもの硫黄が生産され、硫酸やマッチの製造に使われていたそうです。

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