巨人は、笠原将生容疑者の逮捕を受け、調査内容について明らかにしました。
なんと、2014年4月時点で、球団に情報が入り、名古屋市内の違法カジノ店でバカラ賭博を行った疑いで、事情聴取され、厳重注意処分を受けていたとのこと。
しかし、その後もチーム内で、活発な勧誘を実施し、高木京介投手、松本竜也投手を巻き込んだカジノ店通いが続いていたようです。
こうなると明らかに、犯罪の片棒をかついでいる確信犯と言えるでしょう。
当初カジノ店には、サイン色紙も置いていたようで、球団が、賭博で受け取ったとされる80万円を返金させ、色紙も回収したという。
この段階でかなり大事になっていたことになりますが、その際は、「先輩にだまされて違法カジノ店に連れて行かれた」「二度と賭博はしない」と反省していたため、罰金と厳重注意で済ませていたようです。
その後の動向は、まったく球団も、周辺の人も気が付かなかったのでしょうか。
少なくとも、2人がからみ、その他のメンバーにも声をかけていた可能性があります。
逮捕に際し、笠原容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているいるとのこと。
同時に逮捕されたのは、飲食店経営の斉藤聡容疑者。
斉藤容疑者は、賭博開帳図利容疑で逮捕、笠原容疑者は、賭博開帳図利ほう助の容疑となる。
笠原容疑者は、客の元巨人選手2人に対し、ルール説明や申し込みの仲介、賭け金の集金しています。
すでに違法カジノや、勧誘にかかわる内容が大きく報じられていたので、逮捕に関しては、大きな驚きの声は無いものの、ファンの落胆や、プロ野球そのものの、イメージダウンは避けられず、ゴールデンウィーク前の観戦シーズンの盛り上がりに水をさした恰好です。
良い選手が海外に流出し、TV中継も少なくなるなか、球界を揺るがすこの事件、まだまだ、尾を引く可能性があります。