ひな祭りの食べ物の定番は、巻き寿司か

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妹がいた私の家では、ひな祭りには、ちらし寿司が出てきました。
大きな寿司桶に、広がる花畑のような鮮やかなパステルカラーは、和食の中でも異色のメニューではないでしょうか。
まさに、春の訪れを感じる食べ物です。

しかし、ここ最近、スーパーの広告や、コンビニ、通販の広告は、巻き寿司が目立ちませんか。

3月に入るとすぐに、国民的な行事のひな祭りがやってきます。
女の子の居る家庭では、華やかで豪華な雰囲気がありますが、この豪華さ対して、なぜ、学校が休みではないのか、不思議でした。
最近になって、その不思議さの矛先は、巻き寿司の台頭に移ってきました。
ネットのレシピ集を見ても、巻き寿司のオンパレードです。

これは、やはり、手軽さが求められる現代的な生活が、影響している気がします。
コンビニで販売するとき、ちらし寿司では、一人用では見栄えがしません。
かと言って、大人数用の大きなものは売りにくいでしょう。
でも、筒状になっている巻き寿司なら、一人分を、おにぎり感覚で手に取れます。

女の子の祭りですが、お祝いするのは、幼児から小学校低学年と考えると、食べやすさという意味では、巻き寿司に分があります。
しかも、具の巻き方で、切り口を花柄にしたり、キャラクターにしたりと、アトラクションがあります。
ちらし寿司でも、アートにできると思う方もいるでしょう。でも、それは、食べる前です。
一旦、しゃもじや箸が入ると、そのアートは一瞬でなくなりますから、食べる前に、「わーカワイイっ!」と言って、スマホで写メする、高学年や、大人向けのアトラクションになりますね。
巻き寿司なら、金太郎飴状態で、切った断面は、最後の一個がなくなるまで楽しめます。

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ところで、2月の節分には、恵方巻き食べますか?
この恵方巻き、ここまで全国区のメニューになるとは思いませんでした。
2月は、バレンタインのチョコレートと勢力を2分…..いや、日本の独特の食文化が2倍になるかのように、浸透してきています。(豆よ、もっと頑張れ!)

巻き寿司市場が、季節ごとに、うまくバリエーションを変えて、年中売れるように仕組まれているようです。
でも、仕組まれているというより、私達が欲しかったものが、入手しやすくなっているかもしれません。
私達の日常で、季節を感じるものが少なくなってきていますが、コンビニで、季節を感じることになります。
巻き寿司が、日本のカレンダーになりそうです。2月は、すでに制覇した感があります。3月もひな祭りの巻き寿司が浸透しつつあります。
4月1日は、「馬鹿巻き寿司」。5月5日に、「ち巻き寿司」。 なんて、絶対にやめてほしい。
でも、絶対、各月でなんか出てきそうな気がします。
なんか、楽しみでもあります。

ひな祭りが終わるとすぐに、ホワイトデーです。
海苔無しの白い巻き寿司作ってくれたら、ウケ狙いでプレゼントしてあげたい。

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