山崎製パンのチップスターに勝算、さらに新製品で、ビスケット、クラッカー戦争勃発か。

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山崎製パンが、子会社のヤマザキ・ナビスコから「ナビスコ」ブランドのライセンス契約を終了し、社名を「ヤマザキビスケット」に変更することとなり、「オレオ」や「リッツ」などの同社での製造は終了こととなりました。
日本でもすっかり、いつもそこにある菓子の代表として有名なこの2品目で、なにげに、いつも買い物カゴに入れますし、チーズとリッツの組み合わせは鉄板でした。この2つを手放すことになって大丈夫か心配ですが、実は、一番の稼ぎ頭は、自社製造の「チップスター」でした。
そのため、山崎製パンは、充分な勝算をもって、ナビスコの下請けとしてのオファーを退けたようです。

オレオやリッツは、米モンデリーズ・インターナショナルとの製造・販売のライセンス契約して、製造販売していましたが、今年の8月末で解消するとのこと。
理由は、モンデリーズの経営戦略の変化で、事業の「選択と集中」することで、菓子事業をコア事業とするため、販売を自社で行う方針になったからです。
製造のみを山崎製パンに依頼し、販売は自社でというオファーに対し、ヤマザキデイリーストア等で販売網を持つのが強みの山崎製パン側が、新たな戦略を取ることとなったようです。

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もちろん、山崎製パン側には、今までの製造ラインや製造ノウハウがあるので、代替品の製造販売も可能。
いままでの流通、マーケット戦略にうまく新製品を乗せれば、チップスターというブレない軸を中心に、またたくまに、新ビスケットと新クラッカーを押し出していけるかもしれません。
今後、コーヒータイム、ワインタイムが熱くなりそうです。

サッカーファンにお馴染みの、「Jリーグヤマザキナビスコカップ」(ナビスコ杯)は、サッカーの同一冠スポンサーのカップ戦としてギネス世界記録を更新中のようですが、新社名が、「ヤマザキビスケット」になるため対応が迫られ、今季は決勝を含めて「ナビスコ」を使用し、「2016Jリーグヤマザキナビスコカップ」の大会名称で実施することとなり、来季以降については「引き続き協議してまいります」ということです。
「ナビスコカップ」という名前に慣れているので、今後どうなるか気になります。

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