吉野家、減益。値上げが早すぎたのか、暖冬のせいなのか、デフレ脱却に黄信号

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2014年4月の牛丼値上げを実施したことで、最近客足が落ちている吉野家。
この冬は暖冬で、客単価の高い、「牛すき鍋膳」がの販売が振るわなかったことで、最終利益が前期比、11.0%減の8億3700万円と大幅な減益となたようです。

6日には、4年半ぶりに「豚丼」が復活となり、低価格メニューの投入で、「デフレ」という言葉とともに、時代を巻き戻したような錯覚に陥りました。
しかし、世の中的には、特に驚きの声はなく、うすうす、やっぱりね、という、景気回復の期待が低い様子がうかがえます。
豚丼の価格は330円(並)で、4月6~12日をセール期間は、300円で販売する。
牛丼(並)380円と比べると、激安です。
また、各社の競争が激しくなりそうです。

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売り上げ対策で、「吉呑み」サービスの店舗を拡大する計画も進んでいます。
煮卵や牛煮込み、牛皿などをつまみにアルコール類を飲めるため、仕事帰りのサラリーマンに人気です。
つまみの価格は100円~490円で、ビール一杯でほろ酔い気分が、1000円でおつりが来ます。
「酔っ払いの横で落ち着いて食事なんてできない」などという意見もあるようですが、そもそも、吉野家で落ち着いて長時間かけて食事をするという場所ではないのですし、泥酔する人が出るほど飲めるような、店舗の雰囲気と、酒の値段ではない気がします。

デフレ脱却の政策が黄色信号で、景気の先行き不透明感が強く、売り上げアップが見込めない中で、「ちょい飲みサービスは、売り上げアップにつながる起死回生の起爆剤」と、各ファストフードチェーンも、狙いをつけてきています。
日本ケンタッキー・フライド・チキン、スターバックスコーヒージャパンも店舗展開を始めました。

吉野家の今後の牛丼の値段が、変わってくるのか、また、「吉呑み」の店舗拡大が成功するのか、今後の私たちの食費への影響がとても気になります。

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