日本ロジテック協同組合。新電力撤退で、電力自由化大丈夫か。

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今年から、私たちも、自由に電力会社を選べる、電力自由化が始まるが、
現在、千葉県や川崎市、防衛省、国民生活センターなど自治体や官公庁の契約が多く、
新電力で、5位の規模の、「日本ロジテック共同組合」が、電力事業から撤退することになった。

自前の発電所を持たないロジテックは、安い料金での電力供給に対し、電力調達が難しく、
利益を確保することができないことが、撤退の理由のようです。
新電力に関しては、電力とセットになる、その会社の別なサービスと組み合わせて、メリットが
でるはずですが、さすがに、広範囲に電力を提供するとなると、送電線を使うために、大手電力から「託送契約」が必要なようで、この負担と、顧客獲得の売り上げとのバランスが重要になりそうです。

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ここで不安になるのが、契約していた電力会社が、途中で「ヤーメタ」、と言われたら、
契約している人はどうなるのでしょう。?

実際は、電力会社が代わりに電力は提供してくれるので、生活や、営業活動に困ることは無いようです。
しかし、せっかく、新電力にして、電気代を削減することができたと思ったのに、元の電気代に戻り、しかも、契約をしなおさなければならないという、煩雑な手続きも必要です。
今回のロジテックは、学校や庁舎などの公共施設の契約が多かったということで、契約の切り替えで、電気料金があがれば、税金からの支出が増えることになり、私たちへの影響も0ではありません。

株安、円高で、苦しむ企業も増えて、景気の浮揚が遅れれば、さらに同様なケースが発生する
可能性もあります。
さまざまな自由化のメリットが声高に言われ、スタートしたものの、そのメリットを生かす環境づくりが実施されない状態で、踊らされているような気がします。
企業も、消費者である私たちも、より賢く、サービスを選択しなくてはなりません。

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