女子マラソンのリオデジャネイロ五輪出場選手は誰に。名古屋ウィメンズマラソンで田中選手が日本人1位

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リオデジャネイロ五輪の選考会を兼ねた、名古屋ウィメンズマラソン2016が実施され、田中智美(第一生命) 2時間23分19秒 2位 日本人1位となりました。
これで、リオ五輪選考競技が全て終了し、代表3名の内、既にの昨夏の世界選手権7位の伊藤舞(大塚製薬)に続き、残り2名の代表の選抜にうつります。

マラソンの代表選抜に関しては、各レースの結果とは別の選考要因が大きな話題となりますが、今回はどうなんでしょう。
既に、大阪国際の結果から、ざわざわしはじめています。
今までも、選考レースで優勝しながら、選に漏れる等、決定経緯や理由について曖昧な部分が多く、基準以外で、本番の環境や、選抜レースのコンディションなどの違いから、好成績が予想される選手を選抜するという選抜理由があるようだが、これでは、競馬の予想と同じであり、選手に失礼な気がします。

女子での選考基準としては、次の4つがあり、

○ 15年8月 世界選手権8位以内入賞者で、日本人1位となった者が、即時内定という明確な基準があります。
  昨年、7位入賞 日本人1位の伊藤舞選手がこれに該当します。

他選考会として、下記3つ大会があり、その試合結果……ではなく、試合運び?で選考される様子。

○ 15年11月 さいたま国際マラソン
  吉田 香織 2時間28分43秒 2位  日本人1位
  (優勝は、エチオピアから参加の バイッサ選手 タイムは2:25:44)

○ 16年1月 大阪国際女子マラソン
  福士加代子(ワコール)2時間22分17秒 優勝 ← 文句無し

○ 16年3月 名古屋ウィメンズマラソン
  田中智美(第一生命) 2時間23分19秒 2位 日本人1位
  (優勝は、バーレンーンから参加の キルワ選手 タイムは2:22:40)

さらに、日本陸連設定記録 女子:2時間22分30秒 ※有効期限は2014年4月1日~2016年3月13日 があり、この記録を上回る記録を持つことも選考基準となる。

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上記、大阪国際を優勝した福士選手は、設定記録を上回って優勝しているが、残りの選抜競技1試合であるにもかかわらず、日本陸連が内定を出さないという、理解不能な対応のため、福士選手は、名古屋も出場する意思を示していました。
最終的には直前で陸連の説得に応じて出場しないことになったようだが、福士選手の自信と意気込みが伝わりますね。

上記の結果から、今後協議されることとなるが、今回は禍根を残すこと無く、皆が喜んで応援できる人選となるか注目となります。

<参考> 男子選考競技会

(1)15年8月 世界選手権
(2)15年12月 福岡国際マラソン
(3)16年2月 東京マラソン
(4)16年3月 びわ湖毎日マラソン

世界選手権では該当入賞が無く、その後の選考会でも、日本陸連設定記録 2時間6分30秒に遠くおよばないため、難しい選択となっています。
記録タイムの上位からの選抜となる可能性が高いが、東京五輪に向けた強化メンバーを若手から選抜をという意見も出ています。
どちらかと言えば、やはり、東京オリンピックの優勝を目指して、若い選手に経験を積ませてあげたい。

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